北海道で読んだ本

アヒルと鴨のコインロッカー伊坂幸太郎
第25回吉川英治文学新人賞受賞作。「神様を閉じ込めにいかないか?」最後にビックリ。ミステリ・フロンティアから出てるだけあって、ミステリー。これ以降の作品はミステリー要素がだんだん弱くなっていっているように思う。でも、決して詰まんないわけではなくて。なんか雰囲気がノルウェイの森に似ている気がするのは俺だけ?

なんせ、一ヶ月以上前に読んだので、如何せん内容が・・・。12月に文庫化されるので、そのときに感想書きたいと思います。伊坂は文庫化のとき、結構手を入れるらしいし。

アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア)

アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア)

ノルウェイの森(上)(下)』村上春樹

一番村上春樹の中で好きなわけではないが、もう4回くらい読んでる。なぜか。たまに読みたくなる。

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

ノルウェイの森 下 (講談社文庫)

ノルウェイの森 下 (講談社文庫)

阿修羅ガール舞城王太郎

町田康に似ているっていうから読んだ。そう?なんか“ただただ”カオスなだけじゃね?なんか文が無理しているようで疲れた。むちゃくちゃにすればいいってもんじゃあないよ。べつにガーリッシュじゃねぇし。舞城王太郎はべつに町田康には似ていません。舞城もリアルな女子高生を描こうともしていないし、それを期待しているわけでもないのに、なんか、なんか。疲れました。装丁は好きだけどなぁ。第16回三島由紀夫賞

阿修羅ガール (新潮文庫)

阿修羅ガール (新潮文庫)

熊の場所舞城王太郎

熊の場所、バット男、ピコーン!収録の短編集。疲れた・・・。阿修羅ガールと一緒に買ったから・・。仕様がない。家にもう一冊『世界は密室でできている。』があるのよ。どうしよ。

熊の場所 (講談社文庫)

熊の場所 (講談社文庫)

世界は密室でできている。 (講談社文庫)

世界は密室でできている。 (講談社文庫)

『ラジオデイズ』鈴木清剛

何も起こらない。小学校時代の友達が家に転がり込んできても、そこに彼女が絡んできても。164ページの普通の話。普通が一番難しい。すぐ読める。だから、なにも残ってない。

ラジオデイズ (河出文庫―文芸コレクション)

ラジオデイズ (河出文庫―文芸コレクション)

イン・ザ・プール奥田英朗
ひどいな。奥田英朗の面白い本って何!?あんの?あんなら出せよ!教えてよ!

イン・ザ・プール

イン・ザ・プール

実録・外道の条件町田康

実録・外道の条件 (角川文庫)

実録・外道の条件 (角川文庫)