最近読んだ本

優雅で感傷的な日本野球高橋源一郎

野球好きは一層楽しめる。もちろん、小説として野球を知らない人も楽しく読めると思う。高橋源一郎を読んだの初めてだけど、一瞬で好きになった。小ネタ満載。哲学的のような会話。変な神話。野球まったく関係ねぇ。小説に野球ネタがちょこちょこといった感じか。とにかく野球好きはニヤニヤですよ。知らん人は違う小ネタでニタニタですよ。第一回三島由紀夫賞受賞。早く日本文学盛衰史やミヤザワケンジ・グレーテストヒッツを読みたい。

優雅で感傷的な日本野球 〔新装新版〕 (河出文庫)

優雅で感傷的な日本野球 〔新装新版〕 (河出文庫)

『オセロー』シェイクスピア

学校の課題で読んだ。正直者は馬鹿を見るみたいな。人を疑うことと人を信じること。この背反する命題は人間誰でも抱えている。バランスの問題だよ。そんなに人を信じるから反動がくんだよ。

オセロー―シェイクスピア全集〈13〉 (ちくま文庫)

オセロー―シェイクスピア全集〈13〉 (ちくま文庫)

ロックンロールミシン鈴木清剛

第12回三島由紀夫賞。なんか最近三島由紀夫賞受賞作品多いな。鈴木清剛はコムデギャルソン企画生産部、文化服装学院専任助手教員を経て小説家になる。この本もラジオデイズ同様154ページと薄い。でも、キャラはこっちのほうがたっている。ゆえにラジオデイズよりこっちのほうが好き。

ロックンロールミシン (新潮文庫)

ロックンロールミシン (新潮文庫)

『リリー&ナンシーの小さなスナック』ナンシー関リリー・フランキー

ナンシー関って死んだね。そういや。消しゴムで版画やってたひとなんて知らなかったけど。装丁かわいい。

小さなスナック (文春文庫)

小さなスナック (文春文庫)

『我が名は青春のエッセイドラゴン!』
リンダリンダラバーソール大槻ケンヂ

「多分、大人になるって、逃げ出さないことと、面と向かい合うことなんだと思う」

なんか大槻ケンヂのエッセイってクスリとするとこもあるけど、読むのがつらいとこもたくさんある。その年代生きてた人は「あ〜!」とかなるんだろうけど。リンダリンダラバーソールの方が好き。

リンダリンダラバーソール (新潮文庫)

リンダリンダラバーソール (新潮文庫)

アイロニー?』Oka-Chang

この4冊のエッセイで一番笑った。

アイロニー? (文春文庫)

アイロニー? (文春文庫)