北海道⑦
知床!念願の知床!苫小牧から片道車で10時間。
普通に行けば8時間超で着くらしい。俺たちは釧路通っていったから10時間。
苫小牧から日高町、帯広市、釧路市、厚岸町、根室市、標津町を通って羅臼、知床半島へ!
朝9時。運転は父親がしていたので俺は着いたよと起こされた。厚岸で。これから朝飯を食うという。歓迎しようじゃないか。その提案は最高だ。腹が減っているからね。
したらば、牡蠣を食うんだと!名産だから。朝から!この人たちアホか!ボクノリョウシンハ、アサノ9ジカラ、カキヲクウト、イウ。たぶん、この旅で北海道最後の息子のためのものなんだろうけど、やんわり、しかし強い意志を持って、断りました。僕はカレーを食いました。でも、牡蠣はでかくてうまかったけど。
地名の由来はアイヌ語の「アッケケシ」(牡蠣の多いところ)からだとのこと。
根室では納沙布岬に。納沙布岬は本土最東端の岬で、最も早く朝日と出会えるところとして有名。北方領土も見た!根室は北方領土返還を叫ぶ看板が多いのが印象的。
4時には羅臼。到着。民宿の夜飯までまだ時間があるので、展望台から羅臼港を見る。
夜飯は、蟹だの、いくらだの。海の幸がたくさん。そんなに食えねぇよ。一番うまかったのは鯨の刺身。居酒屋で食うのとは違う。断じて違う。あんなもん、食ったことねぇ。でも、鯨のベーコンは嫌い。
北海道⑥
この日でみんなとはお別れ。なんだか、長いような短いような。今年は小樽も函館も行ってないし、なんだかみんなには悪いことをしました。寿司も回転寿司だけだしね。まぁ、回転寿司でも十分おいしいんだけど。
そんなわけで、今日はジンギスカンを食うことに。昨日の酒で肉を買いに行くだけでもきつい。ゆらゆら。シートベルトきつい。それは調節でなんとかなる。
ジンギスカン。帆立。茄子。かるび。ウインナー。たっかい椎茸。運転するからビールはなしよ。浜辺とかでやればよかったのだけど、うちの駐車場で。これも、申し訳ない。
夜。フェリーターミナル。夕日がきれい。まともに晴れたのはこの日くらい。あとはずっと雨。これもみんなに申し訳ない。北海道なら晴れただけで、十分きれいな夕日が見れるのだけど。
北海道②
積丹を目指す車中、ラジオで甲子園。負けた。でも、最後の追い上げはハンドルを握っている僕を涙させるには十分過ぎた。
さて、積丹。道狭い。極めて狭い。免許とって約1年半。でも、その間運転したのは数回のあたしにゃ、地獄。至極、地獄。トンネル、最悪。トンネル出た瞬間、道曲がってるし!しかも、結構な角度で。泣いてる場合じゃあ、ない。ハンカチで涙を拭く。
海はエメラルドブルー。北海道にいたころは苫小牧のきたねぇ海しか見たことなかったから、北海道を見直した。
積丹半島で行ったのは、島武意海岸と神威岬。島武意海岸は日本の渚百選。あとの、99は知らん。神威岬は義経との悲恋伝説があり、その昔は海が荒れるとのことから女人禁制の地でもあった所。今は、解禁。
夜は、札幌でスープカレー。これだけ北海道発の食べ物を謳っているのに今まで食べたことなかった。この日が、このたび2回目。しかも、同じ店!ってか、うまいね。この食べ物。でも、カレーじゃねぇ。反対じゃねぇか!これ、カレースープだよ。もっと言やぁ、カレー味スープだよ。